競馬で馬券を買う人のほとんどは、前日の夜から競馬新聞とにらめっこして印を打つものですが、たいていの場合はその通りに馬は来ないものです。データや専門誌を参考にするのも良いのですが、競馬はサラブレッドという生き物が走るレースなので馬が疲れていれば走りませんし、調教師や馬主に勝つ気がないならそのレースは勝てないものです。
競馬予想というのは前走で走らなかった馬が次走で一番人気になることがよくあります。何度レースに出走しても勝てない馬が一番人気になることがありますが、競馬新聞で二重丸がついているのは一着に来る馬を予想しているのではないということです。記者やトレセンの間では情報が良く回っています。「あの馬は強いぞ」「次は勝ってくれるぞ」という情報が伝言ゲームのように流れているのです。
このスポーツはブラッドスポーツでもあり、記憶が大前提のスポーツです。記者たちはレースを記憶しているのではなく、それよりもトレセンの情報が重要と考えているからです。トレセンに足を運んで情報を集めてくることが素人にはできないプロの予想だと考えているからです。データやコメントを参考にすることも大切ですが、狙った馬の過去のレースを見て次走の距離や馬場のコンディションなどが適しているかどうかが肝心です。
親の血統を知ることもレースに勝つには必要なことなので、種牡馬の名前はもちろん適正も勉強して自分の感性を磨いて買い方を決めることです。
競馬はブックメーカーのオッズを絶対にチェック
ブックメーカーは、18世紀のイギリスの競馬場でスタートしました。
日本でいうノミ屋的なもので、オッズを提示して賭けを募集して的中者に配当を支払うという内容です。1960年にイギリス政府から承認されており、アメリカのネバダ州やシンガポール、カナダなど様々な国や地域にも広がっています。運営には各国や州から発行されるライセンスが必要になります。
ブックメーカーはゲームの内容も規模も大きく変化しており、ダービーや凱旋門賞などの競馬のビッグレースは言うに及ばず、世界中のレースに賭ける事ができるようになりました。
日本のG1やG2にも賭ける事が可能で、日本よりも海外のブックメーカーのオッズが優位な場合が多々あるので、海外競馬の主要レースだけではなく、日本の有馬記念や天皇賞などのレースでも、ブックメーカーのオッズを絶対にチェックするようにしましょう。
オッズがブックメーカー 競馬の方が高いのならば日本で馬券を購入するメリットはありません。賭ける金額にもよりますが、送金手数料を含めて計算してください。少額ですと、送金手数料の割合が高くなるので、ブックメーカーのオッズが優位でも、得しない場合があります。
基本的にはブックメーカーにアカウント登録をしておいて損をすることはないので、この機会に登録だけでもしておくといいでしょう。
競馬のレース 馬券の買い方と場所
競馬で遊ぶための馬券を購入可能な場所は基本的に三ヶ所あります。まずは全国各地にある競馬場で購入する最もオーソドックスな方法であり、臨場感に溢れるため競馬が好きな方はこの方法で買われます。実際に生でレースを観ることが出来る上にパドックと呼ばれるレース前に競走馬を紹介して、馬の調子等を確認することが出来る場所を観ることが出来ます。
このように馬場で購入する場合は実際の馬を観て買うことが出来る点が最も魅力的で優れている点です。購入方法は、場内に設置してある機械もしくは窓口の係員に備え付けのマークシートに記入し、渡すことで馬券を購入出来ます。
続いてはウインズで購入する方法がありますが、競馬場は日本全体で10ヶ所しか無いため、馬場に行くことが困難な方のためにウインズで馬券を購入することが可能になっています。ウインズとは場外馬券売り場とも呼ばれており、大型のモニターや有料になりますが、リクライニングチェアー等が用意されたフロアもあり、施設は大変豪華な場所もあります。食事処等も併設されているため、ギャンブルだけでなく、家族連れで休日を気軽に楽しむために訪れることが出来る施設になっています。お笑い芸人等がイベントに訪れることもあるので一年を通して楽しむことが出来ます。
最後にインターネット投票で、自宅やカフェでくつろぎながら購入する方法があります。JRAが提供しているサービスを利用することでインターネットで馬券を購入し、楽しむことが出来ます。この買い方はスマートフォンがあれば気軽に利用出来る点が大変優れています。