初心者 知っておきたい競馬の買い方

競馬をはじめたばかりの初心者にとって競馬新聞は予想をするために必要ではありますが、世界一情報が凝縮された読み物ともいわれており何を見て良いのかわからなくなるものです。しかし、よく読んでみるとけっこう不必要な情報が載っていることも多いため、隅かのら隅まで読む必要はないといってよいでしょう。

あちこちのデータを見ていると「あっちを買え」「こっちを買え」と書いてあるため、自分が本命に決めていた馬を買えなくなってしまい、結局馬券も外してしまうのです。

新聞のデータで大切なところは、やはり馬柱です。チェックすべきところは前走の馬体重です。これをパドックでの体重と比較して問題がないかチェックします。大きなプラスであっても前走で減っていれば元に戻ったということになります。

次に前走の着順と着差です。前走で連対している馬が同じ条件で人気になっていれば素直に購入するのもよいですし、人気なら素直に従うことが馬券の買い方の基本です。また、着差も重要なチェックポイントであり、前走が7着だったとしてもその着差が1馬身のときもあるのです。

さらにコメント欄を読むと騎手、調教師、厩務員などのコメントが掲載されています。コメントは本命で狙っている馬の調子や近況の成績と照らし合わせて読むと良いでしょう。調教が全くダメな上に成績も悪いのに「そろそろ好走」というようなコメントが書かれていたら、その馬は来ないと思っておいた方が良いでしょう。

競馬 馬連の買い方

中央競馬では、2014年から控除率の見直しが行われました。その結果、枠連、馬連、ワイドに関しては若干の改善が見られ、配当に回すお金というものが増えたことから、ある程度お得な馬券となっています。また、中央競馬独自の施策として馬連の配当に売り上げの5%相当額を上乗せする企画というものが行われており、数多くある券種の中で一番お得になりえる馬券でもあります。そのため、買い方を熟知しておくことにより、その旨みを最大限にいただくことが非常に重要です。

馬連でよくありがちなのは、軸馬は来ないけど相手が来る、いわゆるヒモ同士の決着というものです。これを解消するにはボックス馬券がおすすめです。点数は増えてしまいますが、その分、この中の2頭が来れば的中であることは明らかであり、わかりやすく応援をすることができます。明確にこの馬が来ると思えば、軸にして、それがダメなら仕方ないと思うことが大切です。もし自信がなければボックス馬券にすればいいだけのことです。

ダメな買い方は軸も決めず、ボックスにもせず、バラバラに購入する場合です。そうなると、ヒモ同士の決着になりやすく、それでいて具体的な買い方というのがわかりにくく、工夫のしようがありません。軸馬を決める、決まった頭数まで絞るという作業をすることが必要であり、そうしたものを重ねていくことで馬券の買い方がうまくなり、的中させたときの旨みを最大限いただくことができるようになります。