多くの人は競馬の情報誌や新聞とにらめっこして新聞に印を打つものですが、ほとんどの場合は的中しないことがほとんどです。競馬新聞は世界でいちばん情報が詰め込まれた読み物とも言われていますし、競馬をはじめたばかりの初心者ならなにを参考にするべきかがわからなくなってしまうものです。

競馬歴が長いという人でも馬券を購入する際に新聞に書いてある厩務員や調教師のコメントを参考にするものです。しかし、新聞記者のコメント通りに馬がパドックに出てくることは少ないのです。「きっちり仕上がった。」なんてコメントを書いておいて10㎏以上も馬体重が減っていたということもあるのです。

馬という生き物は神経質でもあるため馬体重の増減で走らない馬が多いことも事実です。しかし、騎手のコメントは意外に重要です。一番偉いのは馬主で、次が調教師、年長者の厩務員で、騎手には権力はありません。とくに若い騎手は下っ端なので馬主や調教師に気を遣ってコメントには気を遣い、あまり悪くは言えないのです。そんな騎手が「自信がない」というコメントを残したときはそれを素直に信じて買い方を考えましょう。また、新聞には余計な情報も載っているため隅から隅まで読まないことが大切です。

チェックするポイントは馬柱で、前走の馬体重です。これをパドックでの体重と比べて増減はないかという点、前走で連対している馬が同条件で人気になっていたら素直に買っても良いでしょう。